花の賞味期限〜番外編 最終回〜

「お肉柔らかくて、美味しい。」

改まって彩未を見ると豪快な食べっぷりだった。

「美味しそうに食べますね。」

浅尾はよく彩未に話し掛けている。マサは浅尾も彩未狙いかと思ってがっかりしていた。

翌日は観光として札幌から小樽に移動した。
オルゴール館にも行ってみたいと里中は言った。

「誰にプレゼントするんだろうか?」

彩未とは未だ付き合っていなくて、プレゼントすることはないだろうとマサは思った。

浅尾はディズニー映画のアラジンの主題歌の"ホールニューワールド"の天使のオルゴールを買った。

マサは彩未にプレゼントか東京に彼女がいるのたろうかと思った。

シャツも新調したのになぁと残念に思っていた。

宴もたけなわになって、東京に戻った。
マサは真上川には蟹を送っておいた。

出張から戻ると、いつもの日常となった。

マサは里中に言われた。

「僕も未だ恋人探しはするから、マサちゃんも頑張ろうぜ。浅尾君、マサちゃんに気があるかもしれないって僕は思うけど。男同士の話だ。」

マサは男性のみで北海道の歓楽街、すすきのに行ったのだろうかなんて考えた。

浅尾が私に気があるのも分からなかった。

その頃、蟹が届いた真上川は野田と買い物に出掛けていた。

「マグカップならあるだろう?」

「マサちゃんに蟹のお礼としてプレゼントするの。」

「お揃いのをか?」

「蟹🦀が恋を運んでくれたらしくて、彼氏が出来たんですって。」

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その頃、マサは浅尾から北海道で買ったオルゴールの音を聴いていた。

浅尾がプレゼントした相手はマサだった。

「共に歩いて行こう。」

浅尾のその言葉にマサは

「うん。」

と言った。

マサはこれから訪れる春かの様に温かな気持ちになっていた。

-終わり-

約一週間に渡ってお届けしました小説を読んでもらいました。

花の賞味期限は未だ未だであることを願っています。

ありがとうごさいました。





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by rinstudio_i98 | 2018-01-18 06:19 | 短編小説 | Comments(0)